
子どものおもちゃは、誕生日やクリスマスに買ったものだけでなく、お出かけ先で選んだ小さなものや、いただきものなどが重なって、いつの間にか増えていきます。
わが家の上の子が好きなのは、プラレールとトミカです。
最初は電車や車が数個あるくらいでしたが、少しずつプラレールが増えていきました。増えるのは電車だけではありません。直線や曲線のレール、分岐するレール、駅、踏切、トンネル、山のパーツ。遊びの幅が広がるのと一緒に、収納しなければならないものも増えました。
以前は、小さな引き出しへレールを入れていました。ところが、きれいに並べなければ引き出しが閉まらず、子どもが片づけたあとに私が入れ直すことが増えていきました。
そこで今は、深さのある大きなソフトボックスへ、種類を分けずにまとめて入れています。
小さな引き出しでは、きれいに入れないと閉まらなかった
少し前までは、プラレールのレールやパーツを、無印良品の「再生ポリプロピレン入り小物収納ケース・大」に入れていました。
木製の棚に収まる小さめの収納ケースで、引き出しを閉めると中身が見えにくく、部屋もすっきりします。おもちゃが少ないうちは、それで十分でした。
ところが、レールやパーツが増えるにつれて、少しずつ余裕がなくなっていきました。
レールの向きをそろえて重ねれば入る。でも、少し斜めになったり、大きなパーツが引っかかったりすると閉まらない。
子どもが自分で片づけるときに、レールを一つずつきれいに並べるのは難しいものです。目の前の引き出しへ入れていくうちにいっぱいになり、ケースは少し開いたまま。入りきらなかったレールは、床や棚の上に残るようになりました。
一応片づけたはずなのに、いつも何かが飛び出している。その状態を、私は意外と負担に感じていました。
毎回、親が入れ直す収納をやめた
私がレールの向きをそろえ、すき間を見ながら入れ直せば、引き出しは閉まります。
けれど、子どもが遊ぶたびに親が仕上げなければならない収納は、なかなか続きません。
プラレールは、わが家ではほぼ毎日のように遊ぶおもちゃです。時間をかけてきれいに収めても、翌日にはまた全部出されます。
毎回パズルのようにレールを並べるより、出した本人が短時間で戻せるほうが、今のわが家には合っている。そう考えて、きれいに並べる収納をやめました。
麻調の大きなソフトボックスへ、まとめて入れる
新しくレール入れにしたのは、無印良品の「ポリエステル麻 ソフトボックス 長方形・大」です。
以前の引き出しより深さがあるので、直線も曲線も、駅も踏切も、同じボックスへ入れられます。中に仕切りはなく、レールの種類ごとにも分けていません。
きれいに重ねる必要もなく、上からどんどん入れるだけです。

電車は駅に見立てた棚へ戻し、レールや大きなパーツはソフトボックスへ。子どもたちに伝えることも、この二つだけになりました。
子どもだけでも、短時間で片づけられるようになった
収納方法を変えてから、「プラレール片づけて」と声をかけるだけで、子どもたちが自分で戻しやすくなりました。
向きや種類を気にしなくてよいので、床から拾ったものを、そのままボックスへ入れていけます。多少雑に入れても、深さのあるボックスなら収まります。
以前のように、最後に私が引き出しを開けて、レールを並べ直すこともなくなりました。床に広がっていたレールも、短時間で片づくようになりました。
もちろん、ボックスの中は整然としていません。レールも駅も山も、すべて混ざっています。
それでも、次に遊ぶときはボックスの中から必要なものを探して、また組み立てられます。わが家では、収納の中まできれいに整っていることより、床が空いて、次も困らず遊べることを優先しています。
収納の見た目より、戻しやすさを優先する
おもちゃの収納を考えると、種類ごとにケースを分けたり、ラベルをつけたりしたくなります。細かく分けたほうが使いやすいおもちゃもありますし、そうした方法が合う家庭もあると思います。
ただ、毎日使うおもちゃを大人にしか戻せない収納にすると、片づける人もずっと大人のままです。
投げ込むだけなら、小さな子どもにもできます。「この種類はこっち」と細かく伝えなくてよいので、親の声かけも少なくなります。
収納の中が多少ごちゃごちゃしていても、子どもが自分で元の場所へ戻せる。今のわが家では、そのほうが暮らしやすいと感じています。
全部きれいに片づけなくてもいい

おもちゃが増えると、収納家具を増やしたり、細かく分類したりしたくなります。けれど、収納を細かくするほど、元に戻す作業も増えていきます。
わが家のプラレール収納は、深さのあるソフトボックスへまとめて入れるだけです。
中を見れば、レールも大きなパーツも混ざっています。それでも、子どもだけで片づけやすくなり、遊び終わったあとの床は短時間で空くようになりました。
きれいに並べることより、毎日戻せること。収納の中まで完璧に整えることより、家族が過ごす場所を使える状態に戻すこと。
おもちゃが今の収納からあふれ始めたら、ケースを細かく増やす前に、子どもが自分で戻せる入れ方かどうかを見直してみるのも、ひとつの方法だと思います。