家事

冷蔵庫の食材を使い切れない|買い物前に確認する場所を決めた話

豆腐や納豆、前日の残り物をまた買ってしまう。そんな重複買いを減らすため、買い物前に冷蔵庫の決まった場所を撮影するようになった、わが家の小さな習慣を紹介します。

買い物へ出る前、冷蔵庫の中をスマートフォンで撮影するショートヘアのママと、出かける準備をする男の子

買い物から帰って冷蔵庫を開けると、奥から豆腐が出てくる。手に持っている買い物袋には、さっき買ったばかりの新しい豆腐。

「まだ残っていたのに、また買ってしまった」

「食べようと思っていたのに、気づいたら賞味期限が切れていた」

わが家では、豆腐や納豆、前日に作ったおかずをきれいに使い切れず、こんなことが何度もありました。

一つひとつは数十円、数百円でも、食べずに捨ててしまえば、その分のお金も無駄になります。

そこで始めたのが、買い物へ行く前に冷蔵庫の写真を撮ることでした。冷蔵庫全体をきれいに管理するのではなく、余らせやすい場所だけを毎回同じ順番で撮っています。

確認したつもりでも、お店に着くと分からなくなる

買い物へ行く前に冷蔵庫を開けて、

「豆腐はあったかな」

「納豆はあと何パック残っていたかな」

と確認しても、お店に着くころには意外と忘れています。

家を出る直前は、子どもの準備をしたり、買い物袋を用意したりと慌ただしいものです。確認したつもりでも、スーパーで商品を見ているうちに分からなくなり、

「なかった気がするから、一応買っておこう」

となってしまいます。

そして帰宅して冷蔵庫を開けると、奥から同じものが出てくるのです。

忘れないようにメモを作る方法もありますが、冷蔵庫に入っているものを一つずつ書き出すのは面倒でした。それなら、写真を撮ったほうが早い。

今では買い物へ行く前に、冷蔵庫の中をスマートフォンで撮影するようにしています。

買い物前に撮る場所を決めておく

写真を撮るといっても、冷蔵庫全体を一枚撮るだけでは、奥にある食材まではよく分かりません。

私が特に確認するのは、次の4か所です。

確認する場所を毎回同じにしておくと、短時間で撮影できます。

冷蔵庫をきれいに整理してから撮る必要もありません。扉を開けて、普段の状態のまま撮るだけです。

スーパーで「納豆を買おうかな」と思ったときは、その場で写真を拡大して確認します。家に何パック残っているかが分かれば、念のために買っておくことも減りました。

挿絵:スーパーの豆腐売り場で、冷蔵庫の写真を確認してから買うか考えるママ

余らせやすい豆腐は、買う前に必ず写真を見る

わが家で特に余らせやすいのが豆腐です。

豆腐は料理に使いやすそうなので、スーパーへ行くとつい買いたくなります。味噌汁に入れたり、冷ややっこにしたり、麻婆豆腐にしたり。何かには使えそうです。

ただ、私はそれほど豆腐が好きではありません。買ったときには使うつもりでも、冷蔵庫に入れたまま後回しになりがちです。

しかも豆腐は、それほど賞味期限が長くありません。気づいたときには期限が迫っていて、慌てて献立に入れることになります。

豆腐が残っているのに新しい豆腐を買ってしまうと、さらに使い切るのが大変です。

そのため今は、豆腐を買う前に必ず冷蔵庫の写真を確認します。家に一つでも残っていたら、基本的には新しいものを買いません。

「安いから」「何かに使えそうだから」ではなく、使う予定があるときだけ買う。好きではない食材ほど、安さだけで買わないことが大切なのだと思います。

作り置きが残っている日は、買う量を減らす

冷蔵庫の写真は、食材の重複を防ぐだけではありません。作り置きや前日の残り物を確認するためにも役立ちます。

残っているおかずの量が分かれば、

「今日は主菜だけ買えばいい」

「このおかずを食べるなら、追加で買うのは少しでいい」

と判断できます。

反対に、冷蔵庫の中を確認せずに買い物をすると、その日の夕食を一から作るつもりで食材を買ってしまいます。すると、前日の残り物がさらに後回しになります。

新しく買った食材と残っているおかずの両方を抱えることになり、結局どちらかを食べ切れないこともありました。

作り置きがある日は、それを献立の中心にする。足りないものだけを買い足す。これだけでも、買い物の金額は少し抑えられます。

挿絵:前日の残り物を冷蔵庫から出すママと、夕食の器や箸を並べる男の子兄弟

「何を買うか」より先に「何があるか」を見る

以前は、スーパーへ行ってから夕食の献立を考えることが多くありました。

売り場を見ながら、

「今日はこれが安い」

「これも使えそう」

と買っていると、家にあるものとは関係なく食材が増えていきます。

今は、先に冷蔵庫の写真を見てから考えます。

豆腐があるなら、豆腐を使う献立にする。作り置きが残っているなら、それに合うものだけを買う。納豆が十分にあるなら、今週は買わない。

買い物の基準を「お店に何があるか」ではなく、「家に何が残っているか」に変えました。

特売品を買って数十円安くすることも節約ですが、家にあるものをもう一度買わないことのほうが、簡単で確実な節約になることもあります。

在庫表は続かなかったけれど、写真なら数秒で終わった

冷蔵庫の中身を管理するアプリや、細かい在庫表を使う方法もあります。

ただ、私には毎回入力する方法は続きませんでした。

買った食材を登録して、使ったら消して、賞味期限も入力する。きちんと管理できれば便利そうですが、忙しい日にそこまでできる自信はありません。

冷蔵庫の写真なら、数秒で終わります。少しくらい中が散らかっていても問題ありません。買い物中に中身が確認できれば、それで十分です。

完璧に食材を管理するのではなく、同じものを買わないための記録として写真を使っています。

食材を使い切るために、買わない選択をする

食材を使い切るためには、料理を頑張ることが必要だと思っていました。

余った豆腐を使うレシピを探したり、残ったおかずを別の料理に作り替えたり。もちろん、それができる日もあります。

でも、毎回工夫して食べ切ろうとするのは大変です。それよりも、最初から買いすぎないほうが簡単でした。

特に、あまり好きではないものや賞味期限が短いものは、家にないことを確認してから買う。作り置きが残っている日は、新しい食材を買いすぎない。

買い物前に冷蔵庫の写真を撮るようになってから、家にある食材を基準に買い物ができるようになりました。

挿絵:一日の終わり、冷蔵庫を閉めるママと、食後の器や箸を片づける男の子兄弟

まとめ

冷蔵庫を完璧に整理できなくても、すべての食材を予定どおり使い切れなくても、まずは余らせやすい場所だけ確認することなら始められます。

わが家で買い物前に見るのは、豆腐や納豆の棚、残ったおかずの置き場所、野菜室、冷凍庫です。普段の状態のまま写真を撮り、お店で迷ったときに見返します。

料理の工夫だけで食べ切ろうとせず、家にあるものはもう買わない。作り置きが残っている日は、足りないものだけを買う。

わが家では、冷蔵庫の写真を撮ることが、食材と食費の無駄を減らす小さな習慣になっています。

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