お金・家計

子どもが生まれて生活費はどう変わった?家計を細かく管理しすぎない方法

子どもが生まれたあと、わが家の生活費が最も増えたのはミルクと離乳食の時期でした。コープの請求額の変化と、1円単位で分けない家計の見方を紹介します。

ミルクや離乳食、食材が並ぶテーブルで、スマートフォンの請求額を見るママと男の子兄弟

コープの請求額を見て、思わず「こんなに使ったっけ?」と手が止まる。

2人目が生まれ、ミルクと離乳食が重なっていた頃は、そんな月が何度もありました。

子どもが生まれると、おむつ、ミルク、離乳食、洋服など、必要なものが一気に増えます。生活費もこのままずっと増え続けるのかと思っていました。

ところが、大人とほぼ同じものを食べられるようになった今、わが家のコープの請求額は意外なくらい落ち着いています。

家計簿に「ミルク○円、離乳食○円」と細かく記録していたわけではありません。それでも毎月の請求額をざっくり振り返ると、子どもの成長とともに生活費がどう変わったかが見えてきました。

一番お金がかかったのは、ミルクの時期

わが家の子は、ミルクなら何でも飲んでくれるタイプではありませんでした。

「ほほえみじゃないと飲まない」となると、ほかの商品に変えて節約することもできません。

当時使っていた明治ほほえみの大缶は、780gで1缶3,000円前後でした。200mlを作るのに付属のスプーンで10杯ほど使い、それを1日5回飲んでいました。

わが家の場合、1日に使う粉ミルクは約135g。780gの缶なら、6日弱で1缶なくなる計算です。

1か月に必要なのは約5缶。ミルクだけで月1万5,000円前後になりました。

改めて計算してみると、「そりゃ生活費も上がるわ」と思います。

しかも、家で使う大缶だけではありません。外出するときには、持ち歩きやすいスティックタイプも用意していました。便利な分、大缶より割高です。

ミルクを飲む量や回数には個人差がありますが、わが家ではこの時期、毎月それなりの金額が「食費のような、育児費のようなもの」として出ていっていました。

2人目の離乳食は、ほぼコープに頼った

わが家では、2人目が生まれる少し前からコープを利用していました。

1人目の離乳食では、ブレンダーで野菜を細かくしたり、おかゆを作ったり。かなり頑張って手作りしていた記憶があります。

でも2人目になると、同じようにはできませんでした。

上の子のお世話をしながら、赤ちゃんの離乳食を一から用意するのは、私にはなかなか大変でした。そこで2人目は、冷凍のおかゆや野菜、赤ちゃん向けの商品など、コープの離乳食にかなり頼ることにしました。

電子レンジで温めれば、すぐに食べさせられる。必要なときに必要な分だけ使える。それだけで、かなり助かりました。

手作りより割高だったとは思います。それでも、あの時期はお金より時間を買っていた、という感覚のほうが近いです。

挿絵:温めた離乳食を下の子に用意し、上の子がスプーンとスタイを運ぶ様子

出産後、コープの請求額は月2万円台から5〜7万円台へ

当時のコープの請求額をざっくり見返してみました。

身バレ防止のため細かい金額は丸めていますが、2人目が生まれる前は、月2万円前後で収まる月もありました。

それが出産後は、次のように増えていきました。

もちろん、すべてが赤ちゃんの食費ではありません。家族の食材や日用品も一緒に注文しています。

それでも、ミルクと離乳食が必要だった時期に、請求額が明らかに増えていたことは分かります。特に離乳食が進んだ頃は、コープで買えるものを次々と頼み、5〜7万円台になる月も珍しくありませんでした。

大人と同じものを食べ始めたら、月2万円台に落ち着いた

ところが最近、子どもが大人とほぼ同じものを食べられるようになってから、コープの請求額は月2万5,000円前後に落ち着いています。

3人家族だった頃よりは、少し増えています。食べる人が1人増えているので、それは当然です。

それでも、ミルクや離乳食を買っていた頃と比べれば、かなり安くなりました。

今は大人用に作ったご飯を子どもにも取り分けられます。ご飯を少し多めに炊く、お肉を少し多めに買う、といった増え方なので、赤ちゃん専用の商品を何種類も買っていた頃ほど負担を感じません。

子どもが増えれば食費もずっと右肩上がりになると思っていましたが、わが家の場合は違いました。

赤ちゃん期だけ、一時的にぐっと上がっていた。請求額を振り返ると、そんな変化でした。

挿絵:同じ料理を家族それぞれの器に取り分けるママと男の子兄弟

「子ども費」は細かく分けていない

家計管理というと、食費、日用品費、ミルク代、おむつ代、離乳食代、子ども用品費と、細かく分けたほうがよいような気がします。

でも私は、そこまで細かく管理していません。

コープで食材と離乳食と日用品を一緒に買ったあと、「これは食費で、これは育児費で」と一つずつ分けるだけでも面倒だったからです。

それよりも、「今月のコープは、ちょっと高かったな」くらいを見るようにしています。

数か月続けて高ければ、注文履歴を見て、何が増えたのかを確認します。ミルクや離乳食が理由なら、「今はそういう時期なんだな」で終わりです。必要なものまで無理に削ることはしませんでした。

家計は1か月ではなく、子どもの成長の時期で見る

子どもがいる家庭の生活費は、毎月同じではありません。

ミルクをたくさん飲む時期。離乳食をたくさん買う時期。おむつのサイズが変わる時期。大人と同じものを食べられるようになる時期。

成長するたびに、必要なものも、お金のかかる場所も変わります。

だから私は、1か月だけを見て「今月こんなに使ってしまった」と考えすぎなくてもよいと思っています。

わが家も、赤ちゃん期にはコープだけで月5〜7万円ほど使うことがありました。でも、その金額がずっと続いたわけではありません。今は月2万円台まで落ち着いています。

前月と数千円違うたびに原因を探すより、「ミルクの時期」「離乳食の時期」「取り分けできるようになった時期」と、数か月単位で見る。そのほうが、わが家には合っていました。

便利なものに頼った時期も、必要な出費だった

1人目の離乳食は一生懸命手作りし、2人目はコープに頼りました。比べれば、2人目のほうがお金はかかっていたと思います。

それでも、今振り返って後悔はありません。

2人の子どもを見ながら、ご飯を作って、家事をする。あの時期に離乳食まで毎回手作りしていたら、私はかなりしんどかったと思います。

便利なものを使えば、生活費が少し上がることもあります。でも、それで時間や余裕が生まれるなら、すべてが「削るべき出費」ではありません。

わが家にとってコープの離乳食は、忙しい時期を回すために必要なお金でした。

細かく分けなくても、家計の変化は見えていた

挿絵:同じ食事を囲み、穏やかな夕食の時間を過ごすママと男の子兄弟

子どもが生まれると、確かに生活費は変わります。

わが家では、ミルクだけで月1万5,000円前後かかり、離乳食をコープに頼った時期には、請求額が月5〜7万円台になることもありました。

でも、大人と同じものを食べられるようになった今は、月2万5,000円前後に落ち着いています。ずっと増え続けたのではなく、成長とともにお金のかかる場所が変わっていきました。

だから今も、家計を1円単位まで細かく分けるより、「最近ちょっと高いな」「今はミルクの時期だから仕方ないか」「また落ち着いてきたな」と、少し離れて見るようにしています。

そのくらいの管理でも、わが家の家計の変化はきちんと見えていました。

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